2019/8/17 今更ML110G7のファンを静穏FANに交換して静穏化を図る

いまさらながらML110G7を静音化する。

ML110G7は2013年の年明け早々ごろに買った格安サーバ機で、少しの間、サーバではなく実験機として利用していた。

LatticeのCPLDでVHDL言語を使って16ビットカウンタ+8セグLEDx4桁表示回路を組んでみる」で使った、パラレルポート(エアリア E1PL IEEE1284プリンタボード PCI Express x1接続 対応転送モード SPP/EPP/ECP SD-PE9900-1PL)をPCIeで増設した、Windows7(32bit)機である。(32ビットなのでメモリは4GBで十分である。)

ML110G7は当時ネットでも話題になった1万円台で買える、超格安サーバ機である。

いまネットを検索すると、当時の個人ブログが沢山ヒットして人気機種だったことがうかがえる。

メインマシンをホビーに使ってしまうと環境を汚したり、最悪ハード自体を壊す可能性もあったため、格安で手に入る、このマシンは私にとっても最適だった。

で、その後、2014年以降、電気工作もしばらくやっておらず休眠していたのだが、実は、7月中旬あたりに、ふと思い立ってアマゾンで検索したら3600円ぐらいでML110G7につけられる中古のi3が手に入るとわかった。

インテル Core i3 i3-2130 3.40GHz 3M LGA1155 SandyBridge BX80623I32130

2コア4スレッド3.4GHz

ML110G7は、もともとCeleron G530がついていたが、早々にPentium G860(当時6672円)に交換して使っていた。

インテル Pentium G860 3.00GHz 3M LGA1155 SandyBridge BX80623G860

2コア2スレッド3GHz

消費電力は、両方とも同じである。

スペック的には、ちょっとだけ速くなりそうだし、スレッド数が増えるので、ものによっては多少ましになりそうな気がする。

これでサブマシンとして使えるようになれば、今回のCPU交換がML110G7に対する最後のアップグレードになるだろう、というつもりだった。

しかし、さて、実際に使ってみようと思うと、いろいろ問題が…。

とにかくうるさい。

これはML110G7を買う前からネットで散々言われていたことで私も認識していたつもりである。

ML110G7はサーバ機なので、本来は空調の効いた常時22度前後の部屋で使われることが想定されており、夏(7月下旬)の自室の室温が30度近い場所で使われることは当然、想定していない。

ML110G7にとって30度近い環境は、サーバルームの空調機が停止した緊急事態みたいなものであり、なんとか親方が復旧するまで自力で冷却しなければ!という使命感からか、内蔵されている8cm, 9cmのファン3台を全力でぶん回そうとするようである。

その騒音たるや、ブロワーとか掃除機レベルである。とてもうるさい。

このマシンをかったときは冬だったので最初は、そんなにうるさくなかったし、2013年夏で実験したときにも、そんなに騒音がひどかった印象はなかったのだけど、今年の夏は、ともかくうるさかった。

今年は冷房をつけて室温28度ぐらいにしていたが、もしかすると逆に窓を閉めたことでファンの騒音が籠もった可能性がある。(ファンの排気口を窓の外に向けて使っていたので。)

で、これは静音化しなければとても使えない…と思うに至ったわけである。

で、当然、ML110G7の最大のウィークポイントが騒音なので、2013年の時点で、いろんな先人たちが、すでに解決しているわけである。

技術的には、以下で十分詳しい。

純正ファンは
Fan1 背面ケースファン (9cm 32mm厚・DC12V 1.43A – DELTA AFC0912DF)
Fan7 CPUファン (9cm 25.4mm厚・DC12V 0.6A – DELTA AFB0912VH)
Fan8 前面ケースファン (8cm 38mm厚・DC12V 1.02A – DELTA PFB0812GHE)

だそうです。

このファンは一般的なPWM制御の可変ファンと異なって、センサーとして回転に比例したパルスを返すのではなく、
ブレードがロックするか断線した場合にオープンになる(珍しい?)タイプのセンサーをもっているようである。

http://www.delta.com.tw/product/cp/dcfans/download/pdf/general_info.pdf

簡単に書くと、こんな感じ。

ファンが回転している場合はトランジスタがOnになってセンサーは接地状態になっているが、ファンブレードが止まるとトランジスタがOffになりセンサーピンはオープン状態になるようである。

なので、センサーを常時GNDに落とした状態にしておけば、ブレード停止は検知しなくなるが、常に正常に動作中だと認識してくれるようになる。

ファンの回転数などは一切見ていないので、ファンの制御はおそらく温度センサーだけで制御されているのだろう。

なので、一般的にPWMファンと交換する場合は、以下のような結線にすれば良いようである。

PWMファン側のセンサー出力(回転パルス)は使わないのでオープンにしておく。

交換するファン

これがPWM制御の静音ファンの定番のようである。

純正ファンから伸びた線は6Pinコネクタになって基板と接続されているので、これと同じ配列の6Pinコネクタを自作するのが本来美しいのだと思うのだが、材料を手配する手間と、どうせ外したあとは使い道のなくなる純正ファンのことを考えると、現在の純正ファンのケーブルを切って、ケーブルを直接結線してしまうアイディアは悪くないと思う。

もし、6Pinコネクタを自作する場合は、以下のような記事がみつかる。

保証期間もとうに切れて古いマシンだし、こだわっても仕方ないので、私はpoi2さんの純正ケーブル切断による直結方式を真似させてもらった。

こんな感じ。
2つに切って皮むいて結線して半だで固めて熱収縮チューブで保護しただけ。

あと、風量が減るかもしれないと思って、念のためチップセットに貼るヒートシンクもつけてみた。

アイネックス チップ用マルチヒートシンク HM-19A

が、実際のところは、あまり心配しなくても良かったかもしれない。

風量も十分あるようだし、温度センサの数値も交換前後で悪化している様子はなさそうである。

比較にならないほど、かなり静かになって、先人たちに感謝である。

以上、おわり。

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